参議院選挙が始まりました。争点のひとつは憲法96条の改正です。

安倍さんは選挙前にトーンダウンしていましたが、夢は捨てきれないようですね。
首相:96条に再言及 自民草案、見直しに柔軟− 毎日jp(毎日新聞)
安倍晋三首相は7日のNHK番組で、憲法について「6割の国民が変えたいと思っても国会議員の3分の1超が反対すればできないのはおかしい」と述べ、改憲の手続きを定めた96条を見直し、発議要件を衆参両院の過半数(現行3分の2以上)の賛成に緩和することに改めて積極的な姿勢を示した。


現在の96条は次のようになっています。
日本国憲法第96条 - Wikipedia
第九十六条 この憲法の改正は、各議院の総議員の三分の二以上の賛成で、国会が、これを発議し、国民に提案してその承認を経なければならない。この承認には、特別の国民投票又は国会の定める選挙の際行われる投票において、その過半数の賛成を必要とする。
憲法改正について前項の承認を経たときは、天皇は、国民の名で、この憲法と一体を成すものとして、直ちにこれを公布する。



安倍さんが変えようとしてるのは次のとおりです。
(変更前)
この憲法の改正は、各議院の総議員の三分の二以上の賛成で、国会が、これを発議し、国民に提案してその承認を経なければならない。

(変更後)
この憲法の改正は、各議院の総議員の二分の一以上の賛成で、国会が、これを発議し、国民に提案してその承認を経なければならない。


ですが、僕は、憲法96条は次のように改正したいと考えています。
(変更前)
この憲法の改正は、各議院の総議員の三分の二以上の賛成で、国会が、これを発議し、国民に提案してその承認を経なければならない。

(変更後)
この憲法の改正は、各議院の総議員の二分の一以上の賛成で、国会が、これを発議し、国民に提案して、その条文ごとに、承認を経なければならない。


参議院を辞めて一院制にするにしろ、中央集権から地方分権するにしろ、同性愛者の権利を確保するにしろ、憲法を改正しないと前に進めない、さまざまな課題がこの日本にあります。

私たちがどんな国作りをしたいのか、国民が未来に何を望んでいるのか、それらを確認するために、国を代表する方には、どんどん憲法改正の提案をしてほしいと思っています。

しかし、ほとんどの国民が「賛成する条文」と「「賛成しない条文」をまぜまぜにして、国民投票にかけることには反対です。

比例代表選挙で政党名を選ぶときに、自分の意見と完全に一致した政党はないと思うことはありませんか?
ある政策には賛成で、ある政策には反対で選ぶのに苦慮することも多いと思います。

それと同じです。

憲法は国の柱を決める大事なものです。姑息な手段で変えるのではなく、それぞれの条文ごとに国民の賛否をどうどうと確認する仕組みも設けておくべきだと考えています。

「憲法改正の発議の容易化」「条文ごとの国民投票」これらはセットだと思います。