サンリオを物販事業からライセンス事業へ転換させ売上を伸ばした男の考え方が本になりました。

サンリオは2008年にライセンス事業へ舵を切ってからというもの、大きく売上を伸ばしたそうです。
その立役者は、鳩山玲人(39才)。

若くして大きな成果を手にした彼が日々、考えているエッセンスがまとまっています。


常に全体を意識する


鳩山氏の考え方をざっくりいうと、『常に全体を意識する』と言えると思います。

新卒ではいった三菱商事入る前は、外から集められる情報を集められるだけ集め、
入社後は、会社に残って、会社の資料を眺めていたそうです。

人は誰もが、会社のすべての業務をひとりで抱えることはできないため、
チームのメンバーのひとりとして業務に当たることになりますが、

彼は、そのひとりであっても、全体を把握している中でのひとりになろうとしました。


常に目的を意識する


出向先で営業マンとして名刺を100枚集めることになったとき、
ゲームのゴールは「名刺を集めること」ではなく、「営業マンとして実績を上げられる人となる」ことだと見抜き、契約を取ってきたそうです。

これも『常に全体を意識する』という考えが身についていたからこその行動です。


未来でやりたいことを準備しておく


最初は誰もが雑務から入り、ステップが上がるごとに仕事の大きさが増していきます。
そうして仕事を学んでいくのですが、

彼は自分がやりたい仕事のシュミレーションを行っておいて、機会が来るのを待つという釣りスタイル。
サンリオのライセンス事業も、サンリオに入社する前からもう準備は整っていたといいます。


彼のおもしろさは、それを『義務』として行っているのではなく、
もともと、そのようなことに喜びを感じる性格の持ち主だったということ。

本当は、ライセンス事業に関してもっと知りたかったのですが、これはこれでいい本でした。