この本を購入したきっかけは、ライフネット生命の岩瀬大輔さんがブログで紹介していたから。タイトルだけを見たら買わなかったかも知れない。


名門大学の人気授業が本になった


「もっとも価値観を変えられる体験」
卒業生がそう語る、この授業。
日本人の塩崎彰久氏が、この授業を受けて感銘を受けたことがきっかけに書籍化につながります。

タイトル付けに失敗したと思う理由


伊賀泰代さんの本にも似たようなことが書かれていましたが、日本におけるリーダーシップの言葉の意味と、米国のリーダーシップは意味が異なるようです。

日本におけるリーダーシップとは、代表のことを指す場合がほとんど。
しかし、この本で書かれているリーダーシップとは、「主体的に生きる」という生き方を表します。

この本で語られる「リーダーシップ」の定義は、「自分の信念に基づくゴールに向かって、他者を巻き込んで、突き進んでいく力」と書かれています。

なにか大きなことを成し遂げるのではなく、仕事や家庭とのバランス改善、自分との社会の関わり方など、身近な課題に対して、自分が求める状況に持っていくためにどう行動したらいいのかを発見することができます。

こういったことは、日本語のリーダーシップには含まれないため、本を読むことで得られる結果をタイトルから読み取ることができません。

この本で行う実践


この本では、本に書かれている課題に答えていくことで自分を発見していくことができるようストーリーづけられています。

まずは、「自分の信念に基づくゴール」の確認から。
ひとが生きる理由はさまざまです。自分がいま何を求めているのかを確認する作業から始まります。
定期的にこの本を通して、自分の課題を発見することはいい習慣になりますね。

次に、「他者を巻き込んで」の確認
たいていの問題は、自分と他のひとの関わりの中で生まれます。

「Aさんがこうじゃなかったら、もっと自分の思い通りに行く」
「仕事と家庭のバランスを取りたいが上司に相談しにくい」

私たちが求める結果にたどり着くには、他者の理解を得る必要があることが多く、この本を通してその方法を学んでいきます。

最後に「突き進んでいく力」の確認
自分の信念を確認し、他者を巻き込むことができたのなら、あとは行動あるのみです。

現実の壁をどうやって乗り越えていくことができるのか、この本を通して学んでいきます。

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「他者を巻き込む」にしても、「突き進んでいく」にしても、大切なことは、まずは「自分の信念に基づくゴール」をしっかりと心に描くことから。

この授業を通して学んでいるのは、知識だけではなく、自分の変革を行う力。

オススメの一冊です。