BLOG@managon

日々考えている内容をまとめています。

Category: この本が面白かった

ひさしぶりに人に薦められる本に出会いました。



日本酒が好きな方ならご存じかもしれませんが、
「獺祭(だっさい)」という銘柄のお酒があります。

獺祭を作っているのは、本当に小さな蔵ですが、
いまは人気で品薄となっており、酒屋でも見つけることができません。
見つけることができたら幸運とも言えるお酒になっています。

日本酒は通常、杜氏(とうじ)と呼ばれる専門家が経験と勘で作っています。
しかし、この獺祭は杜氏が作っていません。

杜氏が作らないのは、当時、経営難で杜氏が来てくれなかったから。
杜氏にも生活がありますから杜氏を責めることはできませんが、
杜氏に見捨てられたのです。

しかたなく、そこから残った社員4名で作り上げたのが「獺祭」です。

杜氏がお酒を造るのは、日本酒業界にとっては「常識」そのもの。

しかし、杜氏がいなくても美味しいお酒を造れるようになった結果、
季節関係なく1年中お酒が造れるという、これまでの常識を破る蔵になりました。

「○○がないからできない」という常識からすればとんでもない欠落した状況であっても、
その状況を乗り越えたとき、他社が真似できない新しい「常識」を生み出すことができるのかもしれません。


本屋で見つけたらぜひ手に取ってみてください。

スターバックスCEOを務めた岩田松雄 さんの本が面白かったです。

岩田松雄さんについて知ったのは、このビジネスジャーナルの記事がきっかけです。

私がCEOに就任した09年当時、売り上げは下がり続けていました。リーマンショックの影響で、特にビジネス街で外資系企業が日本から撤退し、店舗が入っているビルで働く人の数が減ったからです。そのため、いかにコストを下げるかという、いわゆる“守りの経営”が中心となっていました。さらに、マクドナルドが新たにマックカフェを開始したのもこの頃でした。社内にはそれに対抗し、売り上げを回復するために、クーポンを配ったりセットメニューを始めようという声もありました

 しかし私は、これらの一時的な回復しか見込めないような施策は、せっかくこれまで築いてきたブランドを毀損することにつながるので、打つべきではないと考えたのです。ブランドの構築には長い時間がかかる一方で、一瞬にして崩壊しますからね。
スタバはなぜ値下げやテレビCMをしない?高いブランド力構築の戦略を元CEOに聞く


そう、マクドナルドの100円コーヒーが評判になったときがありましたね。
マクドナルドは、コーヒーの質を落として自滅していきましたが。

スターバックスの社員としては、この味の良さを再認識してもらえば、お客さんが戻ってきてくれるに違いない、だから、一時的な値下げであっても、効果のある策と考えたのでしょう。

ありうる発想です。しかし、当時CEOを務めた岩田さんは、それはスターバックスのミッションと異なると、別の道を探りました。

この部分を読んだときに、岩田さんの本があれば、読みたいと思っていました。
そして、先週末にこの本を手にすることができました。




面白くて面白くて、既に2回読みました。
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ちきりんさんのブログで紹介されていて、買ってしまった本。

クラウドソーシングは知っていたので、そのサービスの存在自体には驚きはなかったのですが、
食べログに登録される店舗のように、私たちが登録される時代が近いことが分かって、驚きました。


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4
サンリオを物販事業からライセンス事業へ転換させ売上を伸ばした男の考え方が本になりました。

サンリオは2008年にライセンス事業へ舵を切ってからというもの、大きく売上を伸ばしたそうです。
その立役者は、鳩山玲人(39才)。

若くして大きな成果を手にした彼が日々、考えているエッセンスがまとまっています。


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5
この本を購入したきっかけは、ライフネット生命の岩瀬大輔さんがブログで紹介していたから。タイトルだけを見たら買わなかったかも知れない。


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ネットで知り合いが高評価していた、イ・ミンギュ著「先延ばし」にしない技術を読みました。

当初想定していたよりも、内容が詰まっていると思いました。
海外から翻訳される本は、それだけの理由がありますね。

この本では、ものごとを「先延ばし」にしてしまいがちな理由とその対応方法について記載があり、どれも納得できるものばかりでしたが、自分がこの本を良かったなと思えたのは、「〜したい」と「〜しなきゃ」の違いを再確認したことでした。

計算式にすると、「〜しなきゃ」 = 「やりたくない理由」+「〜したい」
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つまりは、「〜しなきゃ」と考えてしまうことには裏側に「やりたくない理由」が隠されているということです。

結局は、やりたくないと自分が思っているにもかかわらず、自分自身は気づいておらず、体は拒否していることが先延ばしの原因なのです。


喉が渇いたとき、手元に水があれば、すぐに飲んでしまいます。先延ばしにはしません。
先延ばしになっている = やりたくない と感じているということなのです。


ただ「〜しなきゃ」と「〜したい」が口癖になっている場合に、どちらを指しているのか分からないこともあります。


僕の場合、起床後に歯を磨くときに「歯を磨かなきゃ」と考えてしまいますが、これは本当は「歯を磨きたい」が正しい意味なので、歯を磨きたいと思うべきです。

昔はよく思っていましたが、「ダイエットしたい」は、本当は「ダイエットしなきゃ」が正しい意味でした。



大人になって、「自分のやりたいこと」を「やりたい方法」で勉強しようと心がけています。

特に大事にしているのは、自分のやりたい方法でやることです。

世の中には、効率のよい方法など、すぐにゴールにたどり着くためのメソッドがありますが、
それが自分にあわなければ、「自分のやりたいこと」が次第にやりたいことではなくなってしまいます。


今回紹介した先延ばしにしない技術は、自分がやりたくないと感じていることでも、果敢に挑戦するための方法が載っています。基礎学力として学んでおくのはとてもいいことだと思いました。

高校生のころの自分にプレゼントしたいです。

本日、紹介したいのは、ソニー生命の営業マン4000人のなかで、営業成績NO.1になった山本正明さんの、当たり前でない取り組みについて書かれた「奇跡の営業」です。

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最近、健康に目覚めまして、『粗食のすすめ』という本を読みました。
本書を一言でいうと、「おまえのDNAを信じろ」。


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粗食のすすめ (新潮文庫)


戦争に負けて、日本人は過去の伝統を否定するマインドが高まったのかなと思います。
通常、ことさらに自国の戦争犯罪などを糾弾する行為を自虐史観と読んだりしますが、これは文化面など広く日本人に影響を与えてしまったようです。

その一つが食生活。

それまでの日本の伝統的な粗食を否定し、欧米的な動物性食品を摂取することで、日本人は徐々に、それまで経験していない新しい病気に悩まされているようです。

数百年と肉食を行ってきた欧米人と異なり、欧米食をはじめたのは明治以降。

日本人の身体は食生活の変化に適用できていないのではないかと問いかけます。

それまで数百年にわたって続けてきた食生活を効率的に消化・吸収できるように胃や腸は最適化されているはずで、それ以外の食生活を初めても、体がついてきていないのではないかと。

化学調味料や保存料の利用、工業化や車の排気ガスなど、私たちを病気に結びつけるような要因は他にもあります。

欧米食を原因とし、それを証明することは非常に難しいですが、そういった過去の食生活を行うことで実際に病気が治ってきているひとがいるも確かなようです。

この本には、実際に病気を治した人がはじめた朝食・昼食・夕食のメニューが載っています。

親がはじめたことを、子が捨て、孫の代で復活する といいます。

自分の体や子孫の体は、食生活によって作られていることを考えると、決して高い買い物ではありません。

ぜひ一読して欲しいと思います。
早くkindleで出版されないものか。


金融日記さんのブログ記事を読んで、面白そうだったので買ってみました。


ストーリーとしての競争戦略 ―優れた戦略の条件 (Hitotsubashi Business Review Books)
ストーリーとしての競争戦略 ―優れた戦略の条件 (Hitotsubashi Business Review Books)
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この本で面白かったのは、
1) 戦略は、Action1→Action2→Action3→Action4が関連性をもって風車のように回りながら、正のスパイラルを生む出すように考えるべき
2) 全体の合理性を得るための「部分の不合理」を戦略に盛り込むべき
という部分でした。

とくに2) は非常に参考になりました。

「部分の不合理」という言葉が難解ですが、ある部分だけを考えると、獲るべき手法ではないものが、全体の合理性を得るために不可欠になっているという意味です。

ザ・ゴールを読んだ人には、これだけで意味が通じるかもしれません。
ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か
ザ・ゴール ― 企業の究極の目的とは何か
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2011年の年末から、買うか買うまいか迷いに迷って、瀧本哲史さんの「僕は君たちに武器を配りたい」を買いました。

僕は君たちに武器を配りたい
僕は君たちに武器を配りたい
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内容は、Chikirinさんのブログ「Chikirinの日記」と似ている部分があると思いました。

なので、ちきりんさんのブログを追いかけているひとにはこの本は重複する部分が多いかも。

こういう本を読むと、読後の想像が膨らむので楽しくなります。

いちばん、こころに響いた言葉はp126の”大切なのは「顧客自体を新たに再定義する」ということである”でした。

定義ではなく、再定義。しかも、それを新たに!

p139の文章もすきです。
ユニクロの最大の発見は、ファッションのマーケティングを変えたところにある。それまでのファッションはビジネスでは、基本的な顧客の分類として「男性と女性」「オシャレ層に向けた高額商品 と ダサいが安い商品」の4分類を基本としていたが、<<中略>>しかし、ユニクロは、ファッションを「マス向けと、それ以外」の2種類しかないと考え、自らはあくまで「マス向け」に商品を作ることを徹底したのである。


生命は、進化を遂げながら、バランスを変えつつ住み分けしてきましたし、
メディアも、新聞、ラジオ、テレビ、インターネットと新たなプライヤーが登場するたびに、自らを再定義することを強いられてきました。

新しいものが生まれるたびに繰り返される、自己定義の変革。

いま、自分が担当しているコンテンツだけではなく、コンテンツとの関わり方を含む自分の仕事すら、再定義する必要があるのではと、考え始めると止まりません。


という訳で、いまでは購入してよかったと思っています。

いま読んでる本
ストーリーとしての競争戦略 ―優れた戦略の条件 (Hitotsubashi Business Review Books)
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